参議院公報

第180回国会(常会)

議事経過

【第153号 平成24年8月29日(水)】

〇議事経過 今二十九日の本会議の議事経過は、次のとおりである。
 開会 午後五時一分
 李明博韓国大統領の竹島上陸と天皇陛下に関する発言に抗議する決議
 案(鶴保庸介君外八名発議)(委員会審査省略要求)
 香港の民間活動家らによる尖閣諸島不法上陸を厳しく糾弾し、厳重に
 抗議する決議案(鶴保庸介君外七名発議)(委員会審査省略要求)
  右の両案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加
  して一括して議題とすることに決し、鶴保庸介君から趣旨説明が
  あった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、第一の議案は賛
  成二二四、反対一一にて可決、第二の議案は賛成二二四、反対一一
  にて可決された。
  野田内閣総理大臣は、右の両決議について所信を述べた。
 日程第 一 古典の日に関する法律案(衆議院提出)
  右の議案は、文教科学委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二三六、
  反対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第 二 都市の低炭素化の促進に関する法律案(内閣提出、衆議
       院送付)
 日程第 三 海上保安庁法及び領海等における外国船舶の航行に関す
       る法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)
  右の両案は、国土交通委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二三六、
  反対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第 四 災害時における石油の供給不足への対処等のための石油
       の備蓄の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案
       (内閣提出、衆議院送付)
 日程第 五 中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案(経済産
       業委員長提出)
  右の両案は、経済産業委員長から日程第四については委員会審査の
  経過及び結果の報告、日程第五については趣旨説明があった後、押
  しボタン式投票をもって採決の結果、日程第四は賛成二三二、反対
  六にて可決、日程第五は賛成二三八、反対〇にて全会一致をもって
  可決された。
 日程第 六 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案(内閣提出、
       衆議院送付)
  右の議案は、法務委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が
  あった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二三八、反
  対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第 七 地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院
       送付)
 日程第 八 大都市地域における特別区の設置に関する法律案(衆議
       院提出)
  右の両案は、総務委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が
  あった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二二五、反
  対一一にて可決された。
 日程第 九 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正す
       る法律案(内閣提出、衆議院送付)
 日程第一〇 カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法
       律案(衆議院提出)
 日程第一一 移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法
       律案(厚生労働委員長提出)
  右の三案は、厚生労働委員長から日程第九及び第一〇については委
  員会審査の経過及び結果の報告、日程第一一については趣旨説明が
  あった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、日程第九は賛成
  二二八、反対一〇にて可決、日程第一〇及び第一一は賛成二三七、
  反対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第一二 動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律
       案(衆議院提出)
  右の議案は、環境委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が
  あった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二三八、反
  対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第一三 地域再生法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院
       送付)
 日程第一四 構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(内閣提
       出、衆議院送付)
  右の両案は、内閣委員長から委員会審査の経過及び結果の報告が
  あった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、日程第一三は賛
  成二三八、反対〇にて全会一致をもって可決、日程第一四は賛成
  二二七、反対一一にて可決された。
 日程第一五 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務
       公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(内
       閣提出、衆議院送付)
  右の議案は、外交防衛委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二三七、
  反対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第一六 株式会社農林漁業成長産業化支援機構法案(内閣提出、
       衆議院送付)
  右の議案は、農林水産委員長から委員会審査の経過及び結果の報告
  があった後、押しボタン式投票をもって採決の結果、賛成二三七、
  反対〇にて全会一致をもって可決された。
 日程第一七 消費者安全法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議
       院送付)
  右の議案は、消費者問題に関する特別委員長から委員会審査の経過
  及び結果の報告があった後、押しボタン式投票をもって採決の結
  果、賛成二三六、反対〇にて全会一致をもって可決された。
 内閣総理大臣野田佳彦君問責決議案(広野ただし君外六名発議)(委員
 会審査省略要求)
  右の議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加
  して議題とすることに決し、小野次郎君から趣旨説明があって、討
  論の後、本院規則第百三十八条に基づく要求により、記名投票を
  もって採決の結果、賛成一二九、反対九一にて可決された。
 散会 午後七時四分