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参議院ＯＤＡ調査派遣第３班
令和5年9月2日～9月10日
カズングラ橋（ザンビア）
ムソコトワネ財務・国家計画大臣との意見交換（ザンビア）
先進的軌道保全技術の普及・実証事業（南アフリカ）
AUDA-NEPAD（南アフリカ）
参議院は、ＯＤＡ調査派遣第３班（団長舞立昇治議員及び青山繁晴議員）を、令和５年９月２日（土）から９月１０日（日）まで、ザンビア共和国及び南アフリカ共和国に派遣しました。
ザンビア共和国では、獣医学部の臨床教育に関わる講義・実習の改善計画策定等を支援するザンビア大学獣医学部臨床教育強化プロジェクト（技術協力）、結核の予防・診断・治療体制の強化を図るザンビア国ルサカ郡における結核の包括的予防・管理能力強化プロジェクト（日本ＮＧＯ連携無償資金協力）、カニャマ第一次病院におけるルサカ郡病院整備計画（無償資金協力）及びルサカ郡総合病院運営管理能力強化プロジェクト（技術協力）、孤児・障害者の社会的自立及び雇用促進を目的とするルサカ州チョングウェ郡アマラ孤児・障害者職業訓練校建設工事計画（草の根・人間の安全保障無償資金協力）、ザンベジ川を渡河する橋の建設により物流の改善及び経済開発を促進するカズングラ橋建設事業（円借款）、リビングストン博物館における研究、保存、展示及び教育のための機材整備計画（文化無償資金協力）を視察しました。
また、ムソコトワネ財務・国家計画大臣を訪問し、ザンビアの経済再建と日本の支援の在り方等について意見交換を行ったほか、ＪＩＣＡ海外協力隊員、ムレアバイ・リビングストン市長との意見交換を行いました。
南アフリカ共和国では、鉄道事故の防止、軌道の維持管理コストの低減を図る先進的軌道保全技術（座屈防止板）導入による脱線等の軌道事故を防止するための普及・実証事業（民間連携事業）、組立て・旋盤に係る訓練教材の整備、教員の能力向上等を支援する技能工育成のための職業訓練校能力強化プロジェクト（技術協力）、個別専門家の派遣が予定されているステレンボッシュ大学日本センター（技術協力）、産婦人科の医療サービス水準向上を図るケープタウン市フォールスベイ病院医療機材整備計画（草の根・人間の安全保障無償資金協力）を視察しました。
また、アフリカ連合開発庁―アフリカ開発のための新パートナーシップ（ＡＵＤＡ―ＮＥＰＡＤ）関係者とアフリカの開発課題への取組等について意見交換を行ったほか、日本企業関係者、ＪＩＣＡ技術協力関係者との意見交換を行いました。