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スリランカ大統領が参議院を訪問、ＯＤＡ特別委員会に出席
平成19年12月10日
平成１９年１２月１０日（月）、公式実務訪問賓客として来日中のラージャパクサ・スリランカ民主社会主義共和国大統領が参議院を訪問しました
ラージャパクサ大統領一行は、参議院議長応接室にて、江田参議院議長、山東副議長、西岡議院運営委員長、矢野国民生活・経済に関する調査会長と懇談を行いました。江田議長は、両国の友好協力関係を更に発展させていくことを念願するとともに、反政府武装組織との和平に向けて大統領のリーダーシップを期待すると述べました。ラージャパクサ大統領は、日本からの過去４０年にわたるＯＤＡなどの支援に感謝を表明し、反政府組織との問題については人権に配慮しつつ交渉を通じた解決を図っている旨を述べました。
また、ＯＤＡ特別委員会では、ラージャパクサ大統領が出席してスピーチを行いました。スピーチの中で大統領は、日本は二国間援助の６割を供与する最大の援助国であると述べた上で、経済開発は平和と民主主義を推進していくための鍵を握るものであり、北・東部などの後発地域における開発プロジェクトの加速が平和の構築に寄与しうると述べました。スピーチの後、委員会を休憩し、大統領と委員との間で意見交換を行いました。