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本会議が開かれる議場は、2階にあり、3階までの吹き抜け、天井は唐草(からくさ)模様を配したステンドグラスの天窓となっています。
開会式の際、天皇陛下が臨席されるお席が正面中央にあり、その前に議長席と演壇が、さらにその下に速記者席があります。議長席の隣は事務総長席で、左右にはそれぞれ2列の席が設けられており、前列は国務大臣席、後列は事務局職員席です。
議席は演壇を中心にして半円形に460席配列されています。貴族院時代からの議場をそのまま使用しているため、議員数(248名)よりも多くの議席があります。
設計に当たっては特に反響防止に配慮し、柱や壁には石材を使用せず、なるべく木材(欅)を使用しました。議場全体に凹凸を付け、細部にまで彫刻を施し、特に壁には絹布を使用しています。このほかに天井や床にも反響防止の様々な工夫がなされています。
開会式の際には議長席、事務総長席が取り除かれます。