1. トップ >
  2. 参議院のあらまし >
  3. 参議院改革の歩み >
  4. 参議院改革関係年表 >
  5. 衆議院から、常会の1月召集について実現を図りたい旨回答

参議院のあらまし

衆議院から、常会の1月召集について実現を図りたい旨回答 常会の1月召集について答申

参議院改革協議会報告書

 本院では、かねてより常会の一月召集について検討するとともに衆議院と協議していたところ、今般、衆議院からその実現を図りたいとの回答があった。本協議会において、議長の諮問に応じ協議の結果、別紙のとおり意見が一致した。

 よってここに報告する。

 平成三年九月三日

参議院改革協議会座長 伊江朝雄

 参議院議長 土屋義彦 殿


常会の一月召集について

 本院が、国民から負託された使命を果たし、その期待に応えるためには、充分な審議期間を確保し、審議の充実を図ることが肝要である。
 本院においては、この観点から、昭和四十六年以来、参議院改革の一環として、常会の一月召集について検討を行ってきたところである。参議院改革協議会においては、昭和六十年四月、議長に対し「予算の提出時期を含め、常会の召集時期を検討すべきである」と答申し、両院共通の問題として速やかに衆議院議長と協議されるよう要望した。
 本院議長からの申入れ以来、衆議院においては、種々検討され、本三日、櫻内衆議院議長から、土屋議長に対し、常会の一月召集の実現を図りたいとの回答が伝えられた。
 本協議会において、土屋議長からの諮問に応じ検討を行った結果、国民から批判の強いいわゆる自然休会をなくし、常会の全会期の活用を図り、ひいては本院における審議期間を十分確保するため、常会は一月に召集すべきであるとの意見で一致した。