全国戦没者追悼式
本日ここに、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、本追悼式が執り行われるに当たり、参議院を代表し、謹んで哀悼の誠を捧げます。
あの戦争から81年がたち、本年も祈りの夏を迎えました。
凄惨を極める状況の中で、犠牲となった方々の御無念に改めて思いをいたし、深い胸の痛みを覚えずにはいられません。
また、愛する御家族を亡くされた方々の悲しみと苦しみは、どれほどの年月がたとうとも拭い去ることはできません。御遺族の皆様に、心からの御見舞いを申し上げます。
月日の移ろいとともに、戦争の記憶は歴史の影に隠れ、その輪郭を捉えることが困難になっていきます。だからこそ、今、私たちが生きるこの平和は、多くの方々の犠牲によって築かれたということを、しっかりと後世に伝えていくことが重要となります。
本日、皆様とこの場に集い、命の尊さ、平和の大切さを、決して止むことなく訴えていく決意を新たにした次第です。
結びに、戦没者の御霊の御平安と、御遺族の皆様の御多幸を心よりお祈り申し上げ、私の追悼の言葉といたします。
令和8年8月15日
参議院議長 関口 昌一