令和8年1月7日~15日
参議院は、ODA調査派遣第2班(団長古川俊治議員、山田太郎議員、羽田次郎議員及び田村まみ議員)を、令和8年1月7日(水)から1月15日(木)まで、ミクロネシア連邦及びパラオ共和国に派遣しました。
ミクロネシア連邦では、大規模災害対応等の緊急事態発生時の司令塔となる国家緊急対応センターの改修・機材供与(国際機関連携無償資金協力)、漁船及び貨物船が係留できる岸壁等を整備するポンペイ港拡張計画・タカティック漁港整備計画(無償資金協力)、老朽化した体育館等の改修を行ったセブンスデー・アドベンチスト学校環境改善計画(草の根・人間の安全保障無償資金協力)、漁獲物の鮮度保持及び流通改善を目的とするポンランガス製氷施設(水産庁補助事業)及び滑走路の延長、ターミナルビルの増築等により航空機の積載量制限緩和や安全性確保等を図るポンペイ国際空港改善計画(無償資金協力)を視察し、事業の概要や成果、今後の課題等について説明聴取や意見交換を行いました。そのほか、JICA海外協力隊が活動しているオーミネ小学校、ポンペイ州立病院及びスパニッシュフィールド(野球グランド)を視察し、JICA海外協力隊員と意見交換を行いました。
また、シミナ大統領、パリク副大統領、アピス運輸・通信・インフラ大臣、ヤティルマン環境・気候変動・危機管理大臣、カンテロ外務大臣代行、モーゼス連邦議会議長、ジョセフ・ポンペイ州知事等と会談を行い、我が国のODAに対する感謝が述べられたほか、我が国とミクロネシア連邦との友好関係の強化等について意見交換を行いました。そのほか、同国で活躍する在留邦人関係者と意見交換を行いました。
なお、ミクロネシア連邦は先の大戦の激戦地であったことから、ポナペ会慰霊碑において慰霊・献花を行いました。
パラオ共和国では、廃ガラスを活用したガラス工房等によりごみの減量化や3Rの促進を図るベラウ・エコ・グラス・センター(草の根技術協力)、崩壊した旧橋の代替となる新コロール・バベルダオブ橋(日本パラオ友好の橋)(無償資金協力)、空港の対応可能旅客数の拡大を図るパラオ国際空港ターミナル拡張・運営事業(海外投融資)、緊急情報発信のためのAMラジオ放送タワー等の防災関連施設(草の根・人間の安全保障無償資金協力等)、爆発性戦争残存物(不発弾等)の処理、技術移転及び安全監視事業(NGO連携無償資金協力)、国会議事堂における電子機材の供与(国際機関連携無償資金協力)、電力供給の安定性向上等のための送電網整備計画(無償資金協力)、シャコ貝養殖を振興・促進するためのパラオ海洋養殖普及センター施設改善計画(無償資金協力)、給食提供の正常化を図るためのミューンズ小学校食堂再建計画(草の根・人間の安全保障無償資金協力)、MRIやCTスキャナー等の医療機材の供与等を行ったベラウ国立病院(無償資金協力)並びに塩害によるコンクリートの劣化等に対応するミナト橋架け替え計画(無償資金協力)を視察し、事業の概要や成果、今後の課題等について説明聴取や意見交換を行いました。そのほか、我が国の海上保安庁等における海上保安能力向上関連研修の参加者と意見交換を行いました。
また、ウィップス大統領、オイロー副大統領、カナイ下院議長、パラオ共和国閣僚等と会談を行い、我が国のODAに対する感謝が述べられたほか、我が国とパラオ共和国との友好関係、パラオ共和国の排他的経済水域における我が国漁船の漁業活動範囲の拡大等について意見交換を行いました。そのほか、パラオ共和国で活躍するJICA海外協力隊員、在留邦人関係者と意見交換を行いました。
パラオ共和国もまた先の大戦の激戦地であったため、旧海軍墓地において慰霊・献花を行いました。