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参議院の動き

第151回IPU会議への参議院代表団の派遣

令和7年10月19日~23日

本会議一般討議①の写真(令和7年10月30日) クリックすると拡大写真がご覧いただけます
本会議一般討議①

本会議一般討議②の写真(令和7年10月30日) クリックすると拡大写真がご覧いただけます
本会議一般討議②

英国議員団との二国間会談の写真(令和7年10月30日) クリックすると拡大写真がご覧いただけます
英国議員団との二国間会談

ラムサール条約事務局長との会談の写真(令和7年10月30日) クリックすると拡大写真がご覧いただけます
ラムサール条約事務局長との会談

第151回IPU会議は、令和7(2025)年10月19日(日)から23日(木)までの5日間、スイス・ジュネーブにおいて開催され、参議院を代表し、藤井一博参議院議員がASEAN+3会合、アジア・太平洋地域グループ会合、評議員会、本会議等に出席しました。

長期化するウクライナ情勢やガザ・中東情勢等を背景に、本会議では「危機的状況における人道規範の維持及び人道行動の支援」をテーマに討議が行われ、藤井議員は通訳を介さず英語で演説を行い、民間人を含む多くの尊い人命が失われているガザやウクライナの悲惨な状況に一刻も早く終止符を打つべく、国際社会の結束を呼びかけました。

今次IPU会議は、日本国会から藤井議員一名のみの参加となりましたが、本会議の討議において複数の外国議員団から広島・長崎における原爆やウクライナ情勢に関連し核の脅威についての発言がなされる中、唯一の被爆国である日本の国会議員が核兵器の非人道性等を強く訴えたことにより、我が国のプレゼンスを明確に示す機会となりました。

また藤井議員は、会議の合間を縫ってフィリピン議員団や英国議員団を始め約40か国の議員団と精力的に懇談を行いました。

お会いした議員団の中には、近年参議院の公式議員団が訪問した国や今後参議院の招待により訪日予定の国も含まれており、今次IPU会議への参加は、参議院と諸外国議会との交流を継続的につなげていく上でも極めて重要な機会となりました。

さらに藤井議員は、地元鳥取県の米子水鳥公園を含む中海が国際的に重要な湿地として登録されているラムサール条約の事務局長と会談したほか、WHO(世界保健機関)、ILO(国際労働機関)を訪問し、各機関の取組や我が国が貢献し得る分野等について意見交換を行いました。