令和7年5月28日
第42回日本・EU議員会議のため来日した欧州議会代表団は、令和7年5月28日(水)、参議院議長応接室において、関口議長、長浜副議長及び牧野議院運営委員長と懇談を行いました。
関口議長は、欧州議会代表団の参議院訪問に歓迎の意を表した上で、日本とEUは、国際社会の共通の課題に取り組む戦略的パートナーであり、本年1月には、協力関係を更に深めるための基盤となる戦略的パートナーシップ協定が発効し、経済連携強化に向けて更に大きく発展していることをうれしく思う旨述べました。また、今回の会議における、安全保障、経済、環境、デジタル化を始めとした、幅広い分野に関する有意義な議論を通じ、お互いの理解が深まることを期待する旨述べました。
これに対し、エルジビエタ・カタジナ・ウカチイェフスカ欧州議会代表団団長は、歓迎に対する謝意を述べた上で、日本は欧州にとって最も親しいパートナーの一つであり、民主主義の価値を促進する上で、欧州議会と日本国会との間で地域を越えた連携・協力が進んでいることを誇りに思う旨述べました。さらに、議員間交流だけでなく、全てのレベルで意見交換・交流が深まることを願う旨述べました。
このほか、ウクライナ情勢を始め国際安全保障環境が厳しさを増す中、同志国との連携強化の重要性や、大阪・関西万博を通じた交流促進等について話題が及びました。