令和6年10月19日~21日
第45回ASEAN議員会議(AIPA)総会は、令和6(2024)年10月19日(土)から21日(月)までの3日間、ラオス人民民主共和国・ビエンチャンにおいて「ASEANの連結性及び包摂的成長の強化における議会の役割」というテーマの下に開催され、参議院代表団(星北斗参議院議員(団長)、石橋通宏参議院議員)がオブサーバー国である日本の議会を代表して参加しました。
星団長は、会議に先立ちサイソンポーン・ポムヴィハーン・ラオス国民議会議長を表敬訪問するとともに、第1回全体会議において、昨年、日本ASEAN友好協力50周年を迎えたことに触れ、これまでのASEANの発展及び日ASEAN協力を振り返るとともに、ASEANの連結性強化に向けた我が国の貢献及び日ASEAN間の連携の一層の緊密化について演説を行いました。
また、AIPA加盟国議員と日本代表団との対話において、星団長、石橋議員は、「統合及び包摂的成長に向けた議会間協力」の議題の下、議会間交流や人的交流の促進等について活発な意見交換を行いました。
さらに、代表団は、総会期間中、東ティモール民主共和国、タイ王国及びカナダの各代表団との会談を行うとともに、バイカム・カティニャー・ラオス労働社会福祉大臣及びトゥンマリー・ヴォンパチャン・ラオス国民議会司法委員長兼ラオス日本友好議員連盟会長と懇談を行いました。併せて、現地の医療施設や日本語教育機関、技能実習生送出機関の視察等を行うなど、連結性強化に向けた活動を実施しました。