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参議院の動き

参議院ODA調査派遣第1班

平成31年1月6日~1月12日

 参議院は、ODA調査派遣第1班(団長岩井茂樹議員、大野泰正議員、秋野公造議員、斎藤嘉隆議員及び矢田わか子議員)を、平成31年1月6日(日)から1月12日(土)まで、ベトナム社会主義共和国及びラオス人民民主共和国に派遣しました。

 ベトナム社会主義共和国では、ホーチミンにおいて、交通渋滞及び大気汚染の緩和、地域経済の発展に寄与するためのホーチミン市都市鉄道建設事業(有償資金協力)、日本への技能実習生等を対象に日本語教育を含む基礎的職業訓練等の産業人材育成を実施しているエスハイ社(海外投融資)を視察するとともに、在留邦人企業関係者と意見交換を行いました。

 また、ハイフォンにおいて、国際大水深港の建設や橋梁等の周辺基礎インフラ整備を実施し、同国の増大する貨物需要や海運市場における船舶の大型化への対応を図り、経済発展促進及び国際競争力強化に寄与するためのラックフェン国際港建設事業(有償資金協力)を視察しました。

 また、ハノイにおいては、日越の友好関係の象徴である日越大学の修士課程設立プロジェクト(技術協力)、ハノイ市近郊のホアラック地区において科学・産業技術集積拠点の基礎インフラを整備するホアラック科学技術都市振興事業(有償資金協力)や同地区に進出しているものづくり企業である帝国通信工業を視察するとともに、ズン財政大臣、ズン計画投資大臣及びフック教育・訓練副大臣と会談し、我が国の援助の在り方やODAに係る両国の懸案事項等について率直な意見交換を行ったほか、青年海外協力隊や在留邦人企業関係者等と意見交換を行いました。

 ラオス人民民主共和国では、ビエンチャンにおいて、浄水場の拡張と関連設備を整備する首都ビエンチャン上水道拡張事業(有償資金協力)、市内の公営バスを運営するバス公社に対する支援(無償資金協力、技術協力)、マラリア及び重要寄生虫症の流行拡散制御に向けた遺伝疫学による革新的技術開発プロジェクトを実施している国立パスツール研究所(地球規模課題対応国際科学技術協力)、ビエンチャン首都圏の電力需要への対応能力強化を図るナムグム第一水力発電所拡張事業(有償資金協力)、障害者スポーツ普及促進プロジェクト(草の根技術協力)、ビエンチャン国際空港ターミナル拡張事業(有償資金協力)を視察するとともに、スパン計画投資大臣、ブンチャン公共事業運輸大臣と会談し、我が国の援助の在り方等について意見交換を行ったほか、ビライボン国民議会計画財務監査委員長をはじめとするラオス政府要人と意見交換を行いました。また、中国がラオスと共同して建設中のラオス・中国高速鉄道の建設現場を視察しました。

ホーチミン市都市鉄道建設現場(ベトナム)(平成31年1月6日~1月12日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけますホーチミン市都市鉄道建設現場(ベトナム)

ラックフェン国際港視察(ベトナム)(平成31年1月6日~1月12日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけますラックフェン国際港視察(ベトナム)

ズン財政大臣との意見交換(ベトナム)(平成31年1月6日~1月12日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけますズン財政大臣との意見交換(ベトナム)

ナムグム第一水力発電所(ラオス)(平成31年1月6日~1月12日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけますナムグム第一水力発電所(ラオス)

ラオス・中国高速鉄道の建設現場(ラオス)(平成31年1月6日~1月12日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけますラオス・中国高速鉄道の建設現場(ラオス)