平成28年5月16日
第36回日本・EU議員会議のため来日した欧州議会代表団は、平成28年5月16日(月)、参議院議長公邸において、山崎議長、輿石副議長、松山議院運営委員長、小坂日本国会代表団団長と懇談を行いました。
山崎議長は、日本とEUの相互理解を促進し、信頼関係を維持、発展させる上で、日本・EU議員会議が果たしてきた役割は非常に大きく、欧州議会と日本国会の関係を誇りに思う旨述べるとともに、今回の会議が日本、EU双方にとって有意義な会議となることを期待する旨述べました。また、熊本地震に際し、欧州委員会や欧州各国から受けた哀悼の意と支援の表明に対し、感謝の意を表しました。
これに対し、ペトル・イェジェック欧州議会代表団団長は、日本・EU議員会議の意義は、長い歴史を有するだけではなく、現代の問題にも取り組むことができるものであると考えている旨述べるとともに、日本と欧州は同じような課題を抱えているだけではなく、解決のアプローチが似ていると感じており、そのようなパートナーがいることで、前向きな気持ちで課題に取り組むことができる旨述べました。
その後、双方の外交政策等について意見交換が行われました。