平成28年3月1日
平成28年3月1日(火)、参議院の招待により来日したロレータ・グロウジニエネ・リトアニア共和国国会議長一行が参議院を訪問し、山崎議長、輿石副議長、松山議院運営委員長及び議院運営委員会理事と懇談を行いました。
山崎議長は、2014年のリトアニア公式訪問は、日本の国会議長として初の公式訪問であると同時に、議長に就任して最初の外国議会訪問であった旨述べた上で、訪問中は、民主主義、市場経済化を着実に推進するリトアニアの真摯な姿に直に接し、相互理解を深め、両国関係の将来にもつなげることができ、素晴らしい経験になったとして謝意を示しました。また、友好議員連盟間においても活発な交流を重ねていると聞いており、両国の友好協力関係が一層発展するよう努めたい旨述べました。
これに対し、グロウジニエネ議長は、日本とリトアニアはおよそ100年の交流の歴史があり、様々な面において強い絆で結ばれているとして、日本のリトアニアに対する協力・支援に謝意を示しました。また、「杉原リスト」のユネスコ世界記憶遺産への登録を支持する旨述べるとともに、リトアニアでは、ビサギナス原発を始めとするエネルギー問題が重要な課題になっている旨述べました。