参議院の動き

衆議院議長の式辞

第186回国会開会式
平成26年1月24日

天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第186回国会の開会式を行うにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。

現在、我が国には内政、外交の諸課題が山積しており、緊急かつ慎重にこれにあたり、解決のみちを開かねばなりません。

憲法の規定に基づき、国会は内閣総理大臣の指名により行政権を創出し、内閣は内政、外交を処理する行政権の行使について、主権者たる国民の負託を受けた国会に対し連帯して責任を負っています。

従ってわれわれ議員一同は、内政、外交の各般にわたり、すみやかに、適切かつ充実した審議を行い、国民生活の安定向上に万全を期し、諸外国との相互理解と協力を一層深め、世界の平和と繁栄に寄与する責任を負っています。

開会式にあたり、国会議員としてのわれわれに課せられた使命を深く認識し、おのおの最善をつくして主権者たる国民の信託にこたえようとするものであります。