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参議院の動き

参議院ODA調査派遣第1班

平成25年9月5日~9月15日

  参議院は、ODA調査派遣第1班(団長水落敏栄議員、大久保勉議員及び岩井茂樹議員)を、平成25年9月5日(木)から9月15日(日)まで、エチオピア連邦民主共和国、ウガンダ共和国及びケニア共和国に派遣しました。

  エチオピア連邦民主共和国では、AU(アフリカ連合)本部を訪問し、アフリカ開発と我が国の援助の在り方等について関係者と意見交換を行いました。また、シデ財務経済開発省国務大臣を訪問し、エチオピアに対する我が国の援助の在り方等について意見交換を行うとともに、日本式の品質・生産性向上の手法である「カイゼン」を導入するためのプロジェクト(技術協力)対象企業を視察しました。さらに、現地で活動する青年海外協力隊やJICA関係者、日本企業関係者等との意見交換を行いました。

  ウガンダ共和国では、オケロ外務国務大臣及びキワヌカ財務・計画・経済開発大臣を訪問し、ウガンダに対する我が国の援助の在り方等について意見交換を行いました。また、電力需給逼迫の緩和及び電力の安定供給のため水力発電所の送電線等を整備しているブジャガリ送電網事業(円借款)、周辺国との間の物流ルートの確保に必要なナイル川架橋の建設計画(円借款)、エイズ孤児に対する心のケアと教育を行っているあしながウガンダの識字教育ホール(草の根・人間の安全保障無償)、稲作に従事する関係者の人材育成及びコメの品質向上のための技術指導を行っている稲研究・研修センター(無償、技術協力)を視察しました。さらに、現地で活動する青年海外協力隊やJICA関係者、日本企業関係者等との意見交換を行いました。

 ケニア共和国では、外務省、地方分権・計画省及び財務省を訪問し、関係者とケニアに対する我が国の援助の在り方等について意見交換を行うとともに、世界銀行ケニア事務所を訪問し、世界銀行のケニアにおける取組の状況及び我が国との連携の在り方等について意見交換を行いました。また、国内屈指の高等教育機関として開設、人材・設備面で長年にわたり我が国が支援をしてきたジョモ・ケニヤッタ農工大学(無償、技術協力)、国際貿易港としての機能を拡大するため新コンテナターミナル等の整備を行っているモンバサ港開発事業(円借款)、電力需給逼迫の緩和及び電力の安定供給のため地熱発電所の整備を行っているオルカリア地熱発電事業(円借款)を視察したほか、トヨタ・ケニア社を訪問し、経営・技術人材の育成とケニア社会への貢献の在り方等について意見交換を行いました。さらに、現地で活動する青年海外協力隊やJICA関係者、日本企業関係者等との意見交換を行いました。

AU本部関係者との会談(エチオピア)(平成25年9月5日~9月15日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます AU本部関係者との会談(エチオピア)

エイズ孤児教育施設視察(ウガンダ)(平成25年9月5日~9月15日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます エイズ孤児教育施設視察(ウガンダ)

モンバサ港視察(ケニア)(平成25年9月5日~9月15日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます モンバサ港視察(ケニア)

オルカリア地熱発電所視察(ケニア)(平成25年9月5日~9月15日)の写真 クリックすると拡大写真がご覧いただけます オルカリア地熱発電所視察(ケニア)