参議院では、ＯＤＡ調査派遣第２班（団長水戸将史議員、大野元裕議員、中原八一議員及び山本香苗議員）を、平成２４年２月１日（水）から９日（木）まで、トルコ、ヨルダン及びパレスチナ自治区に派遣しました。

　 トルコでは、防災教育プロジェクト（技術協力）、省エネルギー管理研修（技術協力：第三国研修）、イスタンブール長大橋耐震強化事業（円借款）及びボスポラス海峡横断地下鉄整備事業（同）を視察したほか、現地で活動するシニア海外ボランティアや在留邦人との意見交換を行いました。
　 また、サーミー日本トルコ経済合同委員会副委員長と意見交換を行ったほか、総合機械展ＷＩＮ２０１２を視察しました。

　 パレスチナ自治区では、現地で活動する国連邦人職員や邦人ＮＧＯ関係者との意見交換等を行ったほか、地域主導型パレスチナ自治区西岸地域における青少年育成事業（ＮＧＯ連携）、パレスチナ母子保健リプロダクティブヘルス向上プロジェクト（技術協力）、シュウファート難民キャンプ学校教室増築計画（草の根）、ヨルダン川西岸地域学校建設計画（無償資金協力）及びジェリコ農産加工団地関連事業（技術協力）等を視察しました。
　 また、アブド・ラッポＰＬＯ執行委員会事務局長、ヘルメッシュ・イスラエル・日本友好議員連盟会長及びファイヤード・パレスチナ暫定自治政府首相等と意見交換を行いました。

　 ヨルダンでは、パレスチナ自治区とヨルダンを結ぶキング・フセイン橋（無償資金協力）、パレスチナ難民生計向上のための能力開発（技術協力）、第二次アンマン都市圏上水道施設改善計画（無償資金協力）及び観光開発のため整備された死海展望台コンプレックス（円借款）等を視察したほか、太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画（無償資金協力）の太陽光パネル引き渡し式典に出席するとともに、フメイディ観光・遺跡大臣と意見交換を行いました。
　 また、現地で活動する青年海外協力隊員、シニア海外ボランティアとの意見交換を行いました。