平成23年6月13日
平成23年6月8日(水)、参議院国民生活・経済・社会保障に関する調査会は、1年目の中間報告を取りまとめ、議長に提出するとともに、13日(月)の本会議で報告を行いました。
参議院の調査会は、6年という参議院議員の任期の特性をいかし、国政の基本的事項に関し、長期的かつ総合的な調査を行う参議院独自の制度です。
国民生活・経済・社会保障に関する調査会は、調査テーマを「持続可能な経済社会と社会保障の在り方」とし、1年目は、社会保障を中心に調査を行いました。
今国会においては、まず、「社会保障の現状と課題」について、関係府省から説明を聴取し、質疑を行いました。次に、「ライフサイクルからみた課題」、「セーフティネットと生活・就労支援の課題」、「地域からみた社会保障と雇用の課題」及び「持続可能な社会保障(給付と負担の在り方)」のそれぞれについて、延べ12人の参考人から意見を聴取し、質疑を行いました。その後、1年目の中間報告を取りまとめるに当たって、委員間の意見交換を行いました。
なお、調査の内容を踏まえ、18項目の提言を行っています。