平成22年11月18日
平成22年11月18日(木)、公式実務訪問賓客として来日したツァヒャー・エルベグドルジ・モンゴル国大統領夫妻が国会を訪問し、両院議長主催による歓迎会が参議院議場において行われ、エルベグドルジ大統領が演説を行いました。
西岡参議院議長は、歓迎の挨拶で、民主主義と言う価値観を同じくする両国の関係は今後あらゆるレベルで益々緊密になっていくことを確信している旨述べました。
続いて、エルベグドルジ大統領は、「モンゴルの民主化20年と蒙古斑」と題する演説を行い、1990年代初め民主化に歩みだしたモンゴルに対する一貫した日本の支援に対する感謝と日本とモンゴルの新たな段階の協力関係に対する期待が表明され、独特な特徴を持つ両国関係の歴史の証明として、1912年にモンゴルから天皇陛下に宛てられた国書の写しが両議長に手渡されました。
最後に、横路衆議院議長が、大統領が語りかけたことは、両国の関係について経済面などの協力を一層強化した戦略的レベルへと発展させることにつながるものと確信する旨述べました。
歓迎会には、菅内閣総理大臣を始め衆参両院約300名の国会議員が参列しました。
エルベグドルジ・モンゴル国大統領演説原稿(モンゴル語(PDF)/仮訳(PDF))