平成21年10月11~23日
参議院は、ODA調査派遣第3班(団長木俣佳丈議員、姫井由美子議員及び山本順三議員)を、10月11日(日)から23日(金)まで、フランス、ケニア、ウガンダ及び南アフリカに派遣しました。
フランスでは、ロアン上院外務防衛委員長、トマジ外務省世界経済・開発戦略局長を訪問し、フランスの援助政策等について意見交換を行うとともに、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)にケアリー開発協力局長を訪問し、開発援助とDACのあり方等について意見交換を行いました。
ケニアでは、オディンガ首相を訪問し、我が国の対ケニア援助等について意見交換を行うとともに、理数科教育強化計画プロジェクト、ナイロビ国立公園における青年海外協力隊員の活動、ケニア森林研究所、園芸作物処理施設建設事業、国際平和維持訓練センターを視察しました。また、北部地域を訪れ、干ばつによる被災民の厳しい状況を直視しました。さらに、NGO、青年海外協力隊員、現地日本企業等との意見交換を行いました。
ウガンダでは、ンシバンビ首相、セカンディ国会議長を訪問し、我が国の対ウガンダ援助等について意見交換を行うとともに、エイズ孤児施設のワトト村を訪問しました。
南アフリカでは、ムベキ元大統領、メメラ上院副議長、ムフェケト下院議長代行、エブラヒム国際関係・協力副大臣等を訪問し、我が国の対南アフリカ援助等について意見交換を行いました。また、レタビーレ地区学校環境改善計画、ハーニック・フェロクロム社、クリップタウン機材供与計画、人材育成ワークショップを視察するとともに、JICA専門家、現地日本企業等との意見交換を行いました。