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参議院ＯＤＡ調査派遣第１班
平成20年8月19日～27日
第２メコン国際橋（ラオス・タイ）
カンダルスタン灌漑施設（カンボジア）
参議院は、ＯＤＡ調査派遣第１班を、８月１９日（火）から２７日（水）まで、ラオス、タイ及びカンボジアに派遣しました。
ラオスでは、スリヴォン計画投資大臣と会談し、我が国のラオスに対する支援の現状等について意見交換を行いました。また、セタティラート大学病院医学部教育研究機能強化プロジェクト、ＮＧＯ連携案件としての女性職業訓練センター建設計画等のプロジェクト、ビエンチャン市上水道施設拡張計画、ナムグム第１発電所補修計画、養殖改善･普及計画等のプロジェクトをそれぞれ視察し、現地専門家等から説明を聴取し、意見交換を行いました。このほか、２００６年に円借款に基づきラオスとタイの国境であるメコン河に架けられた第２メコン橋を視察しました。
タイでは、モンクット王工科大学を訪問･視察しました。また、タイ国境にあるミャンマー難民キャンプのうちタム・ヒン難民キャンプを訪問し、難民キャンプにおける教育支援計画の視察、現地ＮＧＯや難民等の関係者との意見交換を行いました。
カンボジアでは、国道１号線改修計画について、現地ＮＧＯ、カンボジア政府との意見交換、現地視察を行ったほか、改修に伴い住居を移転した住民との間でも意見交換を行いました。また、司法省からカンボジアの法整備の現状について説明を聴取し、意見交換を行いました。さらに、法制度整備プロジェクト、裁判官･検察官養成校民事教育改善プロジェクト、弁護士会司法支援プロジェクト、クメール・ルージュ裁判特別法廷を視察しました。このほか、カンダルスタン灌漑施設改修計画を視察し、農業を営んでいる方々と意見交換を行いました。