平成18年7月18日~28日
参議院では、ODA調査のため議員団第4班を、7月18日(火)から28日(金)まで、ケニア及びセネガルに派遣しました。
調査団は、ケニアではナイロビのケニア林業研究所(KEFRI)において農民の所得向上や環境保全を図るプロジェクトを視察したほか、ケニア西部地域保健医療サービス向上プロジェクトとして妊産婦の健康状態の改善を目指す取組などについて調査しました。また、ビクトリア湖に流れ込むソンドゥ川の流水を利用した「流れ込み式」水力発電所を建設するソンドゥ・ミリウ水力発電事業なども視察しました。
セネガルでは、タイバンジャイ村を訪れて給水施設整備計画や水管理組合を通じた技術協力の現状を調査したほか、ダカールの国立保健医療・社会開発学校(ENDSS)で同校整備計画や保健人材開発促進プロジェクトの視察、無償資金協力による日本・セネガル職業訓練センター(CFTP)の建設やプロジェクト方式技術協力による同センターの運営などについて調査しました。
また、それぞれの国において活動する青年海外協力隊(JOCV)隊員やJICA専門家、NGO等との意見交換を行いました。