第10回国会
昭和26年3月31日
参議院本会議
資金運用部資金法による簡易及び保険郵便年金積立金の統合運用は、現下の経済事情に鑑み非常臨時の措置として止むを得ないものと認めるが、能う限り近い将来において、郵政省にその運用権を移管し、両事業経営の正常化と資金の地方還元とに支障なからしめる必要がある。
よつて政府においては、以上の趣旨に基き、誠意をもつて善処するとともに、運用権を郵政省に移管する以前においても、右の趣旨の実現に努力せられんことを強く要望する。
右決議する。