第7回国会
昭和25年5月1日 参議院本会議
昨年以来失業者は激増の一途をたどり、現状においては、産業復興による雇用が増大してこれ等の失業者が吸収されることは、近い将来には到底期待し得られず、むしろ更に一層失業が深刻化することが必至と考へられ、ために社会不安激化の徴が随所に現はれつつある。 政府は右の実情をよく認識し、これに即応して確固たる失業対策の確立をはかるべきである。 右決議する。