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第213回国会 外交・安全保障に関する調査会

令和6年5月22日(水) 第6回

1. 外交・安全保障に関する調査
 (「21世紀の戦争と平和と解決力~新国際秩序構築~」)

【委員間の意見交換】
【主な発言項目】
  • 岩本 剛人 君(自由民主党)
    • FMCT交渉開始に向けた核保有国に対する透明性の確保と生産モラトリアムの継続・宣言を促す取組の積極的な働き掛けの必要性
    • 気候変動における日本の高い調査研究能力を生かした国際貢献の重要性及びそれを支える大学等への財政的支援の必要性
    • 調査会の議論を政策等にフィードバックしていくための取組の在り方について議論していく必要性
  • 水野 素子 君(立憲民主・社民)
    • ガザ地区でのイスラエルの軍事行動が国際人道法違反であるとの判断を避ける日本政府の姿勢の在り方
    • 行動指針のような全世界を対象としたソフトローを追求するとともに主要国が率先して国内法で対応していく必要性
    • 外交や法の支配による平和の維持・構築のための国連改革や国際紛争の司法的解決手段の補強の必要性
  • 宮崎 勝 君(公明党)
    • 国際機関や人道支援団体等の邦人職員を増やすための環境整備の必要性
    • 気候変動対策として我が国が提唱するアジア・ゼロエミッション共同体構想を着実に進める重要性
    • 人間の安全保障の理念に基づいた国際協力推進の重要性
  • 串田 誠一 君(日本維新の会・教育無償化を実現する会)
    • 進化していくAIを人間がコントロールしていくことの困難性
    • 無人機による攻撃が普及することで安易な紛争が増加することへの懸念
    • 気候変動等への対応としてSDGsを踏まえた持続可能な地球にしていくことの重要性
  • 浜口 誠 君(国民民主党・新緑風会)
    • クラスター弾製造企業への投融資についてGPIFが適切な対応をとる必要性
    • エネルギー安全保障の観点から再生可能エネルギーの更なる拡大と原子力発電活用を進める必要性
    • 総合的な海洋の安全保障や持続的な海洋の構築に係る取組の必要性
  • 岩渕 友 君(日本共産党)
    • ガザでの停戦に向けて日本が世界の国々と力を合わせて努力を尽くすことの必要性
    • 社会的に脆弱な人々が気候変動の被害を受ける中で先進国である日本が果たすべき責任と役割
    • 各国が対等に意見し、戦争等を防止する世界的な連帯の流れの中で平和憲法を持つ日本が対話による外交で力を発揮する重要性
  • 伊波 洋一 君(沖縄の風)
    • 安保三文書による軍拡が周辺諸国への攻撃意思を示すことになる危険性
    • 台湾有事への自衛隊の参加が日本国土を戦場化させる可能性
    • 各参考人が提言したような日本国憲法の平和主義に沿った平和及び国際人道法実現のための取組の必要性
  • 齊藤 健一郎 君(NHKから国民を守る党)
    • メディアの情報に踊らされることなく正しい情報を受け取り、国民へ発信していくことの重要性
    • 日本が中立的な立場から国連の在り方について発信していく必要性
    • 環境や戦争等の問題について国連に意見を集約し、日本が国連の中で提言していく必要性
  • 塩村 あやか 君(立憲民主・社民)
    • LAWSについて日本がG7・アジアの一員として国際的なルール作りを主導していくことの重要性
    • 被爆国日本が核兵器禁止条約締約国会議にオブザーバー参加するなどの取組を行い、FMCT議論を進めていく必要性
    • 科学技術力の高い日本が海洋状況把握等で得た情報の共有を積極的に行っていく必要性

※上記発言項目は事務局において適宜抜粋し作成しております。発言の全体内容及び詳細については会議録を御参照ください。