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第213回国会 農林水産委員会
令和6年5月28日(火) 第12回
1. 食料・農業・農村基本法の一部を改正する法律案 (閣法第26号)
○内閣総理大臣に対する質疑
【主な質疑項目】
- 野村 哲郎 君(自民)
- 日本の農業を変えていく農家の努力に対し指導力を発揮するという総理の決意
- 羽田 次郎 君(立憲)
- 日中・日韓首脳会談において日本産食品の輸入停止措置の即時撤廃を求めたか否かの確認
- 基本法改正の前提として我が国の農業生産基盤が弱体化していることに対する総理の認識
- 合理的な価格形成を通じて再生産可能な所得を得られない場合には政府が所得を補償する必要性
- 横山 信一 君(公明)
- 効率的かつ安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う望ましい農業構造の具体像
- 既存の経営安定対策では補い切れない生産資材価格高騰が生じた場合に基本法の新たな42条3項が必要な施策を講ずる根拠となることの確認
- 食品アクセス問題対応における関係省庁との連携強化に向けた取組方針
- 松野 明美 君(維教)
- 農福連携を女性及び高齢農業者と同様に人材に係る農業施策として位置付ける必要性
- 基本法改正を契機に都市部も含めた農福連携の推進が必要との意見に対する総理の所見
- 障害者を農村振興の手段として見るのではなく農業の担い手として位置付ける必要性
- 舟山 康江 君(民主)
- 基本法制定時に比べて食料輸入が困難な状況を踏まえ国内生産の増大の必要性について基本法に明記する必要性
- 多様な人材が農村を支えている状況を踏まえた上で人と農地の減少を抑える手法
- 再生産可能な農業を実現するために直接支払や支援措置を講じる必要性
- 紙 智子 君(共産)
- 兼業農家が果たしている役割に対する総理の所見
- 担い手と同様に兼業農家の農業生産活動を評価し支援する必要性
- 地方公聴会において公述人全員が財政支出に基づく生産者への直接支払に賛同したことに対する総理の所見
- 寺田 静 君(無所属)
- 農業生産基盤を立て直して農業技術者を確保し海外における農業支援を継続していく必要性
- 農村部の人たちが幸せに暮らせるような農政の実現が食料・農業・農村を守ることにつながるとの考えに対する総理の所見
○政府に対する質疑
【主な質疑項目】
- 山下 雄平 君(自民)
- 本法案成立後の施策の具体化を見据えた中長期的な予算確保に対する農林水産大臣の決意
- 食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する事項の目標策定に対する考え方
- 合理的な価格形成の実現に向けた今後の取組
- 田名部 匡代 君(立憲)
- 生産性の向上に多収化の明記が必要であったとして条文を修正したことと包含していると解釈されるとして他の規定を修正しなかったこととの整合性
- 価格転嫁によるサプライチューン全体への影響を検証し対策を講じる必要性
- 農業者の所得補償の施策を拡充し農業の現場を支える仕組みを充実させる必要性
- 横沢 高徳 君(立憲)
- 食料自給率の向上を本法案に明記する必要性
- 中山間地域等の農業の生産条件が不利な地域の現状に対する農林水産大臣の認識
- 障害者が農業現場で既に活躍している現状を踏まえて本法案に農業人材として位置付ける必要性
- 横山 信一 君(公明)
- 農業現場において他産業と同等の労務管理を行う必要性
- スマート農業技術開発の障壁となる慣習化された農産物の規格の見直しを政府が後押しする必要性
- 輸出加工食品において国産原材料の利用を促進するための方策
- 松野 明美 君(維教)
- 障害者を農業人材として位置付ける必要性
- 多様な分野の企業が農業に参入することで生まれるイノベーションについての認識
- 衛生面での懸念を踏まえたジビエ利用の普及策
- 舟山 康江 君(民主)
- 農業者の減少の理由を人口の減少に伴うものとする本法案の記述を削る必要性
- 主食用米の需給が需要増の方向に変化する中で莫大な投資をして整備した水田の畑地化を抑制する必要性
- 自給的農家や兼業農家に農業生産活動の役割を求める一方で経営所得安定対策の対象としていない理由
- 紙 智子 君(共産)
- 畑地化促進事業の支援が水田の畑地化への十分なインセンティブであるかについての農林水産大臣の見解
- WTO協定のカレントアクセス等の低関税輸入枠による輸入がある中で小麦等の輸入依存品目の国内増産を図る方策
- 合理的な価格形成における人件費等のコストへの配慮とは生産者に最低賃金を当てはめることであるかの確認
- 寺田 静 君(無所属)
- 米価高騰により生産者に還元される利益の程度
- 輸入米を取り扱う飲食店が増加している現状に対する政府の受け止め方
- 米粉の消費拡大のために費やした予算の総額と米粉の消費目標の達成状況の確認
○質疑(原案及び修正案)
【主な質疑項目】
- 横沢 高徳 君(立憲)
- 修正案に食料自給率の向上を明記した理由
- 修正案で農業に関する活動を促進すべき者に障害者である農業者を追加した理由
- 修正案で産業の振興により農村の振興が図られなければならない旨を追加した理由
- 松野 明美 君(維教)
- 修正案で高齢農業者の条文に障害者に関する事柄を盛り込み障害者である農業者の活動の促進を追加した理由
- 修正案において想定している障害者と農業との関わり方
- 修正案で水田の「畑地化」の文言を削除した理由
- 紙 智子 君(共産)
- 修正案で追加した「農業所得の確保による農業経営の安定」に向けた直接支払制度等の具体的方策の導入の展望
- 修正案で明記した食料自給率の向上を実効あるものとする方策
- 修正案で有機農業の促進と種子の公共育種事業を明記した趣旨
- 寺田 静 君(無所属)
- 農業の有する多面的機能に対する農林水産省の評価
- 条件不利地域で離農が進む現状は収益性の向上を目指す農政の在り方に要因があるとする意見に対する農林水産省の見解
- 農業所得の確保による経営の安定化により離農が抑えられるとする意見に対する農林水産省の見解
※上記質疑項目は事務局において適宜抜粋し作成しております。質疑の全体内容及び詳細については会議録を御参照ください。