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第190回国会 法務委員会
平成28年4月19日(火) 第8回
1. 本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律案(参第6号)
【質疑者】
- 仁比 聡平 君(共産)
- 小川 敏夫 君(民進)
- 有田 芳生 君(民進)
- 三宅 伸吾 君(自民)
【主な質疑項目】
- 前文で「不当な差別的言動はあってはならず」「許されない」ことを宣言し、基本理念で国民の努力義務を定める理由
- 法案において禁止規定を置かない理由とヘイトスピーチへの抑止効果の有無
- 「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」の範疇
- 「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」の定義と人種差別撤廃条約の理念との関係
- 「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」の定義において適法居住要件を課す理由とその問題点
- 大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例第2条のヘイトスピーチの定義についての発議者の評価
- 第3条の基本理念の趣旨と本法律案が国民に期待すること
- 基本的施策において国と地方公共団体とで果たす役割を異ならせる理由
- 民事裁判において仮処分決定が無視される事例に対する最高裁判所の見解
- 仮処分決定が無視されないようにする法制度の必要性についての法務省の認識
2. 刑事訴訟法等の一部を改正する法律案(第189回国会閣法第42号)
【参考人】
- 日本弁護士連合会司法調査室副室長 河津 博史 君
- 東京大学大学院法学政治学研究科教授 大澤 裕 君
- 弁護士 小池 振一郎 君
- 布川事件冤罪被害者 桜井 昌司 君
【質疑者】
- 三宅 伸吾 君(自民)
- 小川 敏夫 君(民進)
- 矢倉 克夫 君(公明)
- 仁比 聡平 君(共産)
- 谷 亮子 君(生活)
【主な質疑項目】
- 他の参考人の意見陳述に対する参考人の意見
- 取調べの録音・録画の証拠提出による裁判員裁判における自白調書の任意性と信用性の区別への影響
- 本法案による取調べの録音・録画の例外規定の適法性、妥当性
- 別件逮捕中に、本法案による取調べの録音・録画対象事件を取り調べる場合の録音・録画の運用上の課題
- 本法案による取調べの録音・録画による可視化の限界
- 本法案による取調べの録音・録画の例外規定のうち「被疑者が十分な供述をすることができないと認めるとき」の法解釈
- 本法案による取調べの録音・録画と公判手続に際して弁護人として考え得る防御方法
- 本法案による取調べの録音・録画の例外規定の運用上の問題点
- 本法案による取調べの録音・録画の例外規定に該当する場合に考えられる身柄拘束中の被疑者の弁護人の防御方法
- 本法案による取調べの録音・録画の例外規定と合意制度(司法取引)上の問題点
- 本法案による取調べの録音・録画が捜査機関の取調べに与える影響と懸案事項
- 本法案による取調べの録音・録画の例外規定の運用基準(取調官の裁量の幅)と想定される問題点
- 合意制度の手続(協議の過程)の記録化の必要性