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第189回国会 憲法審査会
平成27年5月27日(水) 第3回
1. 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(参議院憲法審査会が取り組むべき課題について)
【発言者】
- 阿達 雅志 君(自民)
- 前川 清成 君(民主)
- 西田 実仁 君(公明)
- 清水 貴之 君(維新)
- 仁比 聡平 君(共産)
- 田中 茂 君(元気)
- 江口 克彦 君(次代)
- 水野 賢一 君(無ク)
- 福島 みずほ 君(社民)
- 主濱 了 君(生活)
- 北村 経夫 君(自民)
- 小西 洋之 君(民主)
- 石田 昌宏 君(自民)
- 矢倉 克夫 君(公明)
- 佐藤 正久 君(自民)
- 吉良 よし子 君(共産)
- 豊田 俊郎 君(自民)
- 藤末 健三 君(民主)
【主な発言項目】
- 憲法の基本的価値は維持しつつ、民族の誇り、国家の権能の変質及び憲法のダイナミズムの観点から改正が必要であるとの見解
- 積み重ねられてきた憲法の良識を尊重することにより憲法審査会が未来志向の憲法を構想する場となるべきとの見解
- 国民主権との関係で、内閣統制のための議会拒否権の問題と官僚機構統制のための委任立法の問題をセットで議論すべきとの見解
- 統治機構改革により国の形を決める仕組みをリセットすべきとの観点から、国と地方の役割の見直し、首相公選制の導入、財政健全化、憲法改正の発議要件の緩和、自衛権の再定義と憲法裁判所の設置等が必要であるとの見解
- 解釈・立法改憲による矛盾を明文改憲により打開する条件作りを進めようという企てに国会がくみしてはならず、現在の状況下では憲法審査会は動かすべきではないとの見解
- 日本人のアイデンティティと日本国憲法における近代憲法の理念を融合させた日本独自の憲法を作るべきとの見解
- 他国により作られた現行憲法は早急に改めるべきであり、今後の憲法審査会においては改正の具体案を題材として議論を行うべきとの見解
- 憲法成立過程に過度に立脚するのではなく時代に合わせて憲法を発展させていくとの観点に立つべきであり、二院制・一院制の問題など統治機構の在り方については改革の必要があるとの見解
- 集団的自衛権容認の憲法適合性について当審査会で議論すべきとの見解
- 憲法について重大な事態が生じていることを踏まえ、立憲主義、解釈による実質的憲法改正について当審査会で取り上げるべきとの見解
- 憲法改正の議論について国民の政治参加意識の醸成という観点からの意義と若者の意見に耳を傾けることの重要性
- 解釈改憲の憲法適合性について当審査会で議論すべきとの見解
- 国民同士の権利の衝突が問題となりやすい現代社会における憲法の在り方について検討する必要性
- 参議院がいかにして憲法保障機能も含めた行政監視機能を果たしていくべきかについて議論すべきとの見解
- 緊急事態及び自衛隊について憲法で規定する必要性
- 9条の価値を再評価し、核兵器禁止条約へ率先して踏み出すべきとの見解
- 憲法改正に取り組むには、公開討論会の開催などによる幅広い国民の議論への参加や合意形成が得られやすい部分からの議論の着手などが必要であるとの見解
- 憲法は権力を縛るものという考え方に対する疑問、9条以外の解釈改憲の問題及び解釈改憲を防ぐための憲法改正の必要性
- 9条とともに前文についての議論の必要性及び大阪の住民投票の経験を踏まえた憲法改正国民投票についての議論の必要性