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第189回国会 憲法審査会
平成27年3月4日(水) 第2回
1. 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(憲法とは何か)
【参考人】
- 日本大学法学部教授 百地 章 君
- 早稲田大学法学学術院教授 水島 朝穂 君
【質疑者】
- 佐藤 正久 君(自民)
- 前川 清成 君(民主)
- 矢倉 克夫 君(公明)
- 儀間 光男 君(維新)
- 吉良 よし子 君(共産)
- 田中 茂 君(元気)
- 江口 克彦 君(次代)
- 渡辺 美知太郎 君(無ク)
- 福島 みずほ 君(社民)
- 主濱 了 君(生活)
- 愛知 治郎 君(自民)
- 金子 洋一 君(民主)
- 阿達 雅志 君(自民)
- 小西 洋之 君(民主)
- 丸山 和也 君(自民)
- 木村 義雄 君(自民)
【主な質疑項目】
- 憲法において権利規定と義務規定のバランスを取る必要性
- 人権保障と憲法の制限規範性
- 公共の福祉についての考え方
- 憲法で欠落した部分を補完するために改憲を前提とした論議をする必要性
- まず各党の理解の得やすい条項で改憲の前例を作り、その後に9条改正などを目指すという2段階戦略についての見解
- 日本人が自らのアイデンティティーを自覚できる憲法の必要性
- 緊急事態に関する事柄を憲法に規定することの当否
- 今後集団的自衛権の行使についての憲法裁判を求められた場合に統治行為と判断される可能性
- 愛国心を憲法に規定することや天賦人権説に基づかない憲法改正の妥当性
- 憲法改正の限界と日本国憲法の改正手続の厳格性に対する見解
- 憲法12条の規定と憲法尊重擁護義務との関連性
- 社会権の一つとして雇用の最大化を政府に義務付けるような条項を設けることの当否
- 憲法に規定すべき事項に関する所感
- 憲法に日本の歴史・伝統について規定すべきとの見解に対して、国民が共有できる歴史・伝統の内容に関する疑問
- 憲法機能をいかすための憲法裁判所も含めた司法機能強化の必要性
- 国家の秘密は保護し個人の秘密はオープンにするという現在の日本の状況と憲法13条との関係