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第180回国会 憲法審査会
平成24年5月16日(水) 第5回
1. 日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(東日本大震災と憲法)「大震災と国家緊急権」
【参考人】
- 上智大学法科大学院教授 高見 勝利 君
- 駒澤大学名誉教授 西 修 君
【質疑者】
- 江田 五月 君(民主)
- 魚住 裕一郎 君(公明)
- 西田 昌司 君(自民)
- 井上 哲士 君(共産)
- 福島 みずほ 君(社民)
- 舛添 要一 君(改革)
- 松田 公太 君(みん)
- 今野 東 君(民主)
- 礒崎 陽輔 君(自民)
- 大島 九州男 (民主)
- 丸山 和也 君(自民)
- 那谷屋 正義 君(民主)
- 谷合 正明 君(公明)
- 片山 さつき 君(自民)
【主な質疑項目】
- 東日本大震災の際に安全保障会議を開催しなかったことの妥当性
- 自衛隊の従たる任務を理由に安全保障会議を開催することの妥当性
- 東日本大震災の際に緊急事態規定が憲法に規定されていないことにより生じた具体的な問題
- 東日本大震災に便乗し憲法への国家緊急権の導入が議論されることに対する懸念
- 日本国憲法制定時の災害緊急事態への対応に関する議論の経緯
- 日本国憲法は平和主義を採用し戦争時の対応を想定していないことの確認
- 法律による緊急事態への対処の限界
- 自然災害とそれ以外の事態における国家緊急権の枠組みの異同
- 有事対応法制と災害対応法制との区別
- 憲法に緊急事態規定を置くことにより人権制約の危険を招くことへの危惧
- 憲法に緊急事態条項を設けることのメリット及びデメリット
- 参議院の緊急集会制度の意義と限界
- ドイツ基本法の緊急事態規定を踏まえた参議院の緊急集会制度の評価
- 緊急事態宣言下の司法手続、憲法に国家緊急権を導入した場合の違憲審査制の課題
- 長きにわたり憲法改正が行われなかった国家が憲法改正に踏み切った背景事情
- 自由民主党の日本国憲法改正草案の緊急事態規定への評価