委員会・調査会質疑項目

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第177回国会 国民生活・経済・社会保障に関する調査会

平成23年5月11日(水) 第7回

1. 国民生活・経済・社会保障に関する調査

【質疑者】【参考人】

  • 一橋大学経済研究所准教授 小黒 一正 君
  • 東京大学社会科学研究所教授 大沢 真理 君
  • 慶應義塾大学経済学部教授 土居 丈朗 君

【質疑者】

  • 松井 孝治 君(民主)
  • 関口 昌一 君(自民)
  • 竹谷 とし子 君(公明)
  • 寺田 典城 君(みん)
  • 梅村  聡 君(民主)

【主な質疑項目】

  • 参考人が提案する「世代間公平基本法」と「世代間公平委員会」の趣旨及び同委員会が社会保障のマクロフレームを決めることの議会制民主主義の中での意味合いを問う。
  • 成長率を高める目的、あるいは貧困率を削減することの意味合いに関連して、豊かで持続的で幸福度の高い社会をつくるために、今何に力点を置くべきなのか。
  • 参考人が提案する「事前積立」は、年金、医療、介護の各分野において、どのように仕組んでいくのか。
  • 将来の社会保障の安定的な財源として、社会保険料と税のあるべき姿を問う。
  • 社会保障の財源の在り方とし、保険機能には保険料を、所得再分配機能には税を充てることが望ましいとのことだが、現行制度でも低所得者等に対しては政策的な配慮として公費が多く投入されているのではないか。
  • 社会保障の財源を消費税で対応した場合、消費税率は何パーセントぐらい必要か。
  • リフレで財政赤字が解消できるという考え方について、参考人の見解を問う。
  • 賃金を上げることによって雇用機会がかえって失われるのではないかという問題について、参考人の見解を問う。
  • 過剰貯蓄を保有する高齢者に消費を促し経済成長に結びつけるという考え方を実現するために、税制ではどのようなことが考えられるか。
  • 日本のシステムは硬直化してしまっていて、今の制度ではやっていけない。今の制度でものを考えてももたないのではないか。制度をどこか変えなければならないと思うが、参考人の意見を伺いたい。
  • 参考人が提案する「事前積立」については、現行の年金制度にも積立金があるが、仮に医療・介護で事前積立をする場合には、どのようなやり方が考えられるのか。
  • 社会保険における標準報酬額の上限を撤廃することは、逆進性の解消という点では意味があっても、しっかりとした財源が確保できるのか。
  • 社会保障に必要な財源を消費税で賄うことのコンセンサスについて、海外ではどのように取っているのか。海外と日本とでは、その取り方がどう違うのか。