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第171回国会 国際・地球温暖化問題に関する調査会
平成21年6月17日(水) 第7回
1. 国際問題及び地球温暖化問題に関する調査(「日本の国際社会における役割とリーダーシップの発揮」のうち、京都議定書目標の達成に向けた地球温暖化対策の現状と課題及び国際的な取組と日本の役割・課題―2013年以降の問題―(低炭素社会の実現と環境分野での日本のリーダーシップに向けて)について)
【参考人】
- 株式会社三菱総合研究所理事長 小宮山 宏 君
- 環境ジャーナリスト 枝廣 淳子 君
【質疑者】(発言順)
- 福山 哲郎 君(民主)
- 加藤 修一 君(公明)
- 喜納 昌吉 君(民主)
- 西田 昌司 君(自民)
- 富岡 由起夫 君(民主)
【主な質疑項目】
- エネルギー効率について議論する際の根拠となる指標を統一する必要性
- 政府の発表した中期目標が日本の国際的地位や産業等にもたらす影響
- 温暖化防止運動に市民を巻き込むための具体的方法
- 再生可能エネルギーを進める上で有効な手段となりうる自立国債の具体的内容
- 経済危機克服のための政府の有識者会議で自立国債の提案が採用されなかった理由
- 原子力発電におけるリスクに対する参考人の見解
- 地球温暖化問題の取組を進めるに当って、価値観の転換を含めて議論する必要性
- エコハウスやエコカー等導入により製造段階を含めたトータルのCO2削減効果が現れるまでの期間
- 窓を開放して生活することが多い場合、住宅を高気密・高断熱にすることの意義
- CO2削減と成長の両立及び急速なエネルギー転換を可能にしたスウェーデンの施策の内容
2. 国際問題及び地球温暖化問題に関する調査(「日本の国際社会における役割とリーダーシップの発揮」のうち、京都議定書目標の達成に向けた地球温暖化対策の現状と課題及び国際的な取組と日本の役割・課題―2013年以降の問題―について)
【発言者】(発言順)
- 主濱 了 君(民主)
- 川口 順子 君(自民)
- 西田 昌司 君(自民)
- 佐藤 正久 君(自民)
- 加藤 修一 君(公明)
- 広中 和歌子 君(民主)
- 郡司 彰 君(民主)
- 山内 徳信 君(社民)
- 小池 正勝 君(自民)
- 富岡 由紀夫 君(民主)
- 広中 和歌子 君(民主)
- 喜納 昌吉 君(民主)
- 島尻 安伊子 君(自民)
- 郡司 彰 君(民主)
- 広中 和歌子 君(民主)
- 山内 徳信 君(社民)
- 郡司 彰 君(民主)
- 石井 一 君(民主)
- 川口 順子 君(自民)
【主な発言内容】
- 中間報告には我が国の温暖化対策の問題点と進んでいる点をバランスよく書く必要性
- 議論の中身を書くだけでなく提言事項を取り入れてまとめる必要性
- 調査会で出された意見については、その集約過程が分かるような形で整理するとともに、意見の多寡が分かるような書き方にする必要性
- 提言を幾つかに絞って提起し、政府に政策の実現を求めていく必要性
- 論点を総花的に書くのではなく合意できるものに絞って具体的に書く必要性
- 個別具体的な議論の中身が分かるような形にする必要性
- 低炭素社会づくりに向けて我々は何をすべきかということを取り上げることの重要性
- 低炭素社会の実現が社会全体の意思になっていない中で、本調査会として、具体的に進むべきことまで示すことへの疑問
- 理想を掲げそれへの道筋を示すことが本調査会の役割
- 来年の最終報告に向け、本年は一年間議論したものを総花的にまとめ、提言については最終報告に残しておく必要性
- 政府発表の中期目標に対し、IPCCが示す最低25%削減に近づけることを提言する必要性
- 温暖化対策の実施と温暖化による被害という二つの国民負担の観点についての認識を深めることの重要性
- 林業は日本の温暖化対策の生命線の一つであり、グリーンニューディールの柱の一つとして考えていく必要性
- 低炭素社会をつくっていく上で、再生可能エネルギーを化石燃料とイコールフィッティングにするような税制のグリーン化の重要性
- 国内クレジット制度との連携を含めて排出量取引制度についてもっと触れる必要性
- エコ住宅づくりなど一般国民の取組を促すため、税制、補助金等の経済的手法を活用することの重要性
- 国防費を削減して文化運動の方に向ける流れをつくれば日本が世界をリードする役割を果たせる可能性