第217回国会(常会)
質問第二二三号 新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種事業に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 令和七年六月十九日 水野 素子
参議院議長 関口 昌一 殿 新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種事業に関する質問主意書 一 会計検査院報告(二〇二三年三月二十九日)によると、二〇二〇及び二〇二一年両年度で計五兆二千百四十九億余円がワクチン接種事業に計上されていた(支出済額は計四兆二千二十六億余円)。これまでに同事業に投じられた国家予算の総額を示されたい。 二 厚生労働省疾病・障害認定審査会第二十九回感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第二部会の審議結果(二〇二五年五月二十二日)によると、「死亡一時金または葬祭料」の認定件数が千十四件、「障害年金」の認定件数が二百十二件、「障害児養育年金」の認定件数が一件とあるが、昨年度までの副反応の認定件数を示されたい。また、副反応の発生頻度は他のワクチンと比較して高いか、あるいは、低いか、定量的な根拠とともに示されたい。 三 新型コロナワクチンの副反応の原因究明はどのように行っているか示されたい。また、副反応の原因について、現時点での分析結果について示されたい。 右質問する。 |