質問主意書

第213回国会(常会)

答弁書

内閣参質二一三第一四七号
  令和六年六月七日
内閣総理大臣 岸田 文雄


       参議院議長 尾辻 秀久 殿

参議院議員鈴木宗男君提出ロシア連邦のプーチン大統領就任と日露関係、北方墓参に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員鈴木宗男君提出ロシア連邦のプーチン大統領就任と日露関係、北方墓参に関する質問に対する答弁書

一について

 御指摘の「プーチン大統領の五期目の就任」に際し、日本政府としては、ロシア連邦に対して祝意を伝達していない。また、これについては、様々な要素を総合的に考慮して決定したものであるが、詳細について明らかにすることは、今後の対応に支障を来すおそれがあることから差し控えたい。

二、四及び五について

 お尋ねについて、上月前ロシア連邦駐箚(さつ)特命全権大使及び武藤ロシア連邦駐箚特命全権大使から、それぞれルデンコ・ロシア連邦外務次官に対するものを含む様々なレベルで、御指摘の「北方墓参」の実施について働きかけを行ってきている。これ以上の詳細について明らかにすることは、相手国との関係もあり差し控えたい。

三について

 お尋ねについては、外交上のやり取りの詳細について明らかにすることにより、相手国との今後の率直なやり取りに支障を来すおそれがあり、結果的に交渉上不利益を被る等我が国の国益を害するおそれがあると考える。