第213回国会(常会)
質問第二八号 終戦記念日が八月十五日であることに関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 令和六年二月九日 齊藤 健一郎
参議院議長 尾辻 秀久 殿 終戦記念日が八月十五日であることに関する質問主意書 第二次世界大戦で日本と敵対した連合国(アメリカ・フランス・カナダ)では、日本がアメリカ戦艦ミズーリ号上で降伏文書へ調印した九月二日を対日戦勝記念日としている。日本でも国家として公式に「終戦」となったのは降伏調印をした九月二日である。 しかし、一九六三年五月十四日、池田勇人内閣での閣議決定により同年から八月十五日に政府主催で全国戦没者追悼式が行われるようになった。更に、一九八二年四月十三日に、八月十五日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが鈴木善幸内閣で閣議決定された。 以上を踏まえて、以下質問する。 なぜ、八月十五日を終戦記念日と定めたのか、経緯を含め説明されたい。 右質問する。 |