質問主意書

第211回国会(常会)

答弁書

内閣参質二一一第一八号
  令和五年二月二十四日
内閣総理大臣 岸田 文雄


       参議院議長 尾辻 秀久 殿

参議院議員神谷宗幣君提出戦時下の朝鮮半島出身労働者をめぐる問題に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員神谷宗幣君提出戦時下の朝鮮半島出身労働者をめぐる問題に関する質問に対する答弁書

一について

 朝鮮半島から内地に移入した人々の移入の経緯は様々であり、朝鮮半島から内地に移入した労働者を、政府として「旧朝鮮半島出身労働者」と呼称している。

二及び四について

 御指摘の「そのような忖度」及び「戦争被害の救済に関わる国際ルールを崩すことになる」の意味するところが明らかではなく、お答えすることは困難であるが、いずれにせよ、旧朝鮮半島出身労働者問題については、我が国の一貫した立場に基づいて適切に対応していく。

三について

 御指摘の「「ホワイト国」の問題」の意味するところが必ずしも明らかではないが、韓国向け輸出管理の運用の見直しは、輸出管理を適切に執行するために行ったものである。