質問主意書

第211回国会(常会)

答弁書

内閣参質二一一第一一号
  令和五年二月二十四日
内閣総理大臣 岸田 文雄


       参議院議長 尾辻 秀久 殿

参議院議員浜田聡君提出技能公募予備自衛官に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員浜田聡君提出技能公募予備自衛官に関する質問に対する答弁書

一について

 予備自衛官の訓練については、御指摘の「技能区分が「建設」、「電気」、「通信」の者に対する」ものも含め、全国の自衛隊の部隊等が、年間を通じて様々な形で行っており、その日程については、実施内容の調整及び各予備自衛官本人との連絡を行う各自衛隊地方協力本部が周知することが望ましいとの考えから、各自衛隊地方協力本部のホームページ等により周知している。

 予備自衛官補の教育訓練については、新隊員等の教育訓練を担う部隊が行っており、御指摘の「四~六月」においては、当該部隊による新隊員等の教育訓練の期間と重複するため行っておらず、現段階では御指摘の「改善」を行う予定はない。

 いずれにせよ、今後、防衛力整備計画(令和四年十二月十六日閣議決定)に基づき、訓練期間等も含め、予備自衛官等に係る制度の見直しを行うこととしている。

二について

 お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の「技能区分」については、自衛隊の任務を遂行する上で必要なものを定めており、御指摘の「電気工事施工管理技士」については、現段階ではこれに該当するとは考えていない。