質問主意書

第202回国会(臨時会)

答弁書


内閣参質二〇二第三四号
  令和二年十月二日
内閣総理大臣 菅 義偉


       参議院議長 山東 昭子 殿

参議院議員小西洋之君提出安倍政権の少子化対策―希望出生率一・八の実現が失策であったことに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小西洋之君提出安倍政権の少子化対策―希望出生率一・八の実現が失策であったことに関する質問に対する答弁書

一について

 お尋ねの「出生数の減少及び合計特殊出生率の低下が進んだことの原因及び理由」については、「少子化社会対策大綱」(令和二年五月二十九日閣議決定)において、「少子化の背景には、(中略)個々人の結婚や出産、子育ての希望の実現を阻む様々な要因が複雑に絡み合っている」としているとおり、様々な要因が影響するものであると考えており、こうした希望の実現を阻む隘路を打破するため、長期的な展望に立って、総合的な少子化対策を進めていくこととしているところである。

二について

 政府としては、平成二十九年六月二日に公表した「子育て安心プラン」に基づき、令和二年度中の約三十二万人分の保育の受皿の整備及び待機児童の解消に向けて取り組んでいるところである。