質問主意書

第202回国会(臨時会)

答弁書


内閣参質二〇二第二四号
  令和二年十月二日
内閣総理大臣 菅 義偉


       参議院議長 山東 昭子 殿

参議院議員小西洋之君提出敵基地攻撃能力に関する「内閣総理大臣の談話」に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小西洋之君提出敵基地攻撃能力に関する「内閣総理大臣の談話」に関する質問に対する答弁書

一、二、四から六まで及び八から十四までについて

 令和二年九月十一日の内閣総理大臣の談話について、その発表に当たって閣議決定を行ったものではないが、安倍前内閣総理大臣の退任に当たり、これまで五回にわたり国家安全保障会議において重ねてきた議論について、政府としての問題意識と検討の状況を改めて整理した上で、内閣総理大臣の談話という形で国民の皆様に発表したものである。政府としては、当該談話を踏まえ、引き続き検討を行っていく考えであるが、当該談話の内容以上の詳細について、現時点でお答えすることは差し控えたい。

三について

 国家安全保障会議の議論の内容については、非公開としていることから、お答えは差し控えたい。

七について

 抑止力とは、侵略を行えば耐え難い損害を被ることを明白に認識させることにより、侵略を思いとどまらせるという機能を果たすものであると解してきている。