質問主意書

第200回国会(臨時会)

答弁書


内閣参質二〇〇第七九号
  令和元年十二月十日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山東 昭子 殿

参議院議員熊谷裕人君提出現在のGSOMIAの状況に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員熊谷裕人君提出現在のGSOMIAの状況に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 大韓民国側の具体的な認識について政府としてお答えする立場にないが、政府としては、北朝鮮問題等への対応のため、安全保障上の日韓、日米韓の緊密な連携が重要であると考えており、現下の地域の安全保障環境を踏まえ、大韓民国政府としても、このような戦略的観点から、秘密軍事情報の保護に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定(平成二十八年外務省告示第四百五十九号。以下「GSOMIA」という。)の終了に係る我が国への通告を停止するとの判断を行ったものと受け止めているところである。

三について

 お尋ねについては、政府としてお答えする立場にない。

四から六までについて

 個々の報道を前提としたお尋ねについて、政府として逐一お答えすることは差し控えたい。いずれにせよ、政府としては、GSOMIAと輸出管理の見直しは全く異なる問題であると認識している。