質問主意書

第197回国会(臨時会)

質問主意書


質問第四四号

Safety tipsに関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成三十年十二月六日

伊藤 孝恵   


       参議院議長 伊達 忠一 殿



   Safety tipsに関する質問主意書

 平成二十六年十月から観光庁が提供を開始した外国人旅行者向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」は、災害時に外国人旅行者にわかりやすく情報を提供すると謳っている。しかし、大阪北部地震や西日本豪雨では適切な情報が提供されず、避難できない外国人旅行者が多数いたこと等が社会問題化した。これらの災害を通じ、Safety tipsが充分に機能していないことが露呈したのではないかと考え、以下質問する。

一 自然災害が頻発する我が国において、東京オリンピック・パラリンピックの際のインバウンドの増加及びインバウンドの持続的な増加に向けた現在のSafety tipsの問題点、今後必要と考える機能、今後の普及方策等についての政府の見解如何。

二 東京オリンピック・パラリンピックの際のインバウンドの増加及びインバウンドの持続的な増加に向けては、Safety tipsとIoTおもてなしクラウド事業との連携が必須だと考えるが、政府の見解如何。

  右質問する。