質問主意書

第196回国会(常会)

答弁書


答弁書第一三四号

内閣参質一九六第一三四号
  平成三十年六月二十二日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 伊達 忠一 殿

参議院議員牧山ひろえ君提出今後の日本の経済連携協定への取組に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員牧山ひろえ君提出今後の日本の経済連携協定への取組に関する質問に対する答弁書

一について

 中国及び韓国との経済連携協定については、現在交渉中の東アジア地域包括的経済連携(以下「RCEP」という。)及び日中韓自由貿易協定が包括的でバランスの取れた質の高いものとなるよう交渉していく考えであるが、今後の方向性と妥結の見通しについて現時点でお答えすることは困難である。

二及び三について

 お尋ねの新規加入についての方針や判断基準については、新規加入を希望している国又は独立の関税地域に御指摘の協定のハイスタンダードを受け入れる用意があることが前提になると考えている。
 また、新規加入を希望する国又は独立の関税地域があった場合に、どのような条件を示して協議を行っていくかについては、加入を希望する国又は独立の関税地域との協議に際して個別具体的に判断することとなるため、現時点で予断をもってお答えすることは差し控えたい。

四について

 RCEPについては、一についてでお答えしたとおり、包括的でバランスの取れた質の高いものとなるよう交渉していく考えであるが、妥結の見通しについて現時点でお答えすることは困難である。