質問主意書

第196回国会(常会)

質問主意書


質問第一七号

牛乳に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成三十年二月十三日

伊藤 孝恵   


       参議院議長 伊達 忠一 殿



   牛乳に関する質問主意書

 日本では、牛乳はカルシウムが豊富で身体に良いとの認識が定着しており、学校給食にも多く取り入れられている。しかし海外では、乳製品をとるほど骨が弱くなるなどの研究もあり、日本でも学校給食から牛乳を排除する学校も出てきていると聞いている。そこで、牛乳の評価について、以下質問する。

一 最近、酪農製品摂取と疾患発症率との関係に関する大規模な追跡調査の結果がスウェーデンから報告され、毎日コップ一杯以上の牛乳を飲む女性は健康を損なう可能性があるとされている。この報告は学校給食で牛乳を出すことに大きな影響を与えると考えるが、政府の見解如何。

二 妊娠牛から得られた牛乳には女性ホルモンが多量に含まれているとの認識、及び、学校給食には穀物飼料育ちの牛の牛乳より牧草育ちの牛の牛乳の方が身体に良いとの認識はあるか、政府の見解如何。

  右質問する。