質問主意書

第190回国会(常会)

質問主意書


質問第一〇号

北朝鮮の「水爆実験」と日朝交渉の今後に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十八年一月七日

有田 芳生   


       参議院議長 山崎 正昭 殿



   北朝鮮の「水爆実験」と日朝交渉の今後に関する質問主意書

 二〇一六年一月六日、北朝鮮は「水爆実験」を行ったと発表しました。この冒険主義的蛮行は、東アジアの平和と安定に対する挑戦で、決して許すことはできません。日本にとっても、北朝鮮との拉致問題などの解決をめざす動きに水をさすものです。「水爆実験」が日朝交渉に与える影響について質問します。

一 政府は北朝鮮の「水爆実験」にも関わらず、ストックホルム合意を維持しますか、その認識をお示し下さい。

二 政府は北朝鮮の「水爆実験」にも関わらず、北朝鮮との非公式交渉を維持する意志はありますか、その認識をお示し下さい。

三 政府は経済制裁の一部解除は、ストックホルム合意と一体のものと認識していますか。「水爆実験」を理由に経済制裁を元に戻すと、ストックホルム合意に基づく日朝交渉は中断すると思われますが、政府の認識をお示し下さい。

  右質問する。