質問主意書

第189回国会(常会)

答弁書


答弁書第三七〇号

内閣参質一八九第三七〇号
  平成二十七年十月六日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員小西洋之君提出我が国の法の支配に関する最高権威を一私人呼ばわりする安倍内閣の反知性主義に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員小西洋之君提出我が国の法の支配に関する最高権威を一私人呼ばわりする安倍内閣の反知性主義に関する質問に対する答弁書

一から三までについて

 お尋ねの安倍総理、中谷防衛大臣及び横畠内閣法制局長官の答弁は、御指摘の「元最高裁判所長官、元内閣法制局長官の方々」の「主張」が、私人、すなわち、既に公務を離れた個人としての立場で示されたものであるという事実を述べたものである。この事実は、仮にこの方々が「法的見解を示す官職に就任した場合」であっても、変わるものではない。また、「安倍内閣の反知性主義の現れそのもの」との御指摘は当たらないものと考えている。