質問主意書

第189回国会(常会)

答弁書


答弁書第三八号

内閣参質一八九第三八号
  平成二十七年三月三日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員有田芳生君提出北朝鮮による日本人拉致問題に関する再質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員有田芳生君提出北朝鮮による日本人拉致問題に関する再質問に対する答弁書

一について

 本年二月一日現在、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない者の数は、八百八十一名である。

二から四までについて

 先の答弁書(平成二十七年二月二十日内閣参質一八九第二二号。以下「前回答弁書」という。)一及び二についてでお答えしたとおりである。

五について

 前回答弁書四についてでお答えした内容は、御指摘の「拉致問題が最優先課題であることを印象付けるため、特別調査委員会の委員長、各部会長に何度も言及した」といった発言を含め、御指摘の会合における具体的なやり取りを前提としたお尋ねについては、お答えを差し控えたい旨を述べた上で、「政府としては、北朝鮮に対し、拉致被害者を始めとする全ての日本人に関する包括的かつ全面的な調査を迅速に行い、その結果を速やかに通報するよう強く求めている」ことを述べたものである。

六について

 前回答弁書五についてでお答えしたとおりである。