質問主意書

第189回国会(常会)

質問主意書


質問第六一号

「右派系市民グループ」によるデモの警備に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

  平成二十七年三月三日

有田 芳生   


       参議院議長 山崎 正昭 殿



   「右派系市民グループ」によるデモの警備に関する質問主意書

 社会問題となっているヘイトスピーチ(差別の煽動)を目的とするデモが頻発しています。そのたびに余儀なくされている過剰な警備について質問します。

一 警察庁警備局の「治安の回顧と展望(平成二十六年版)」で触れている「右派系市民グループ」は、どのような基準で認定しているのですか、政府の見解をお示し下さい。また、「右派系市民グループ」のすべての団体名をお示し下さい。

二 政府は、「右派系市民グループ」によるデモはいつ、どこで、どれだけの規模で行われたと把握していますか。平成二十四年、平成二十五年、平成二十六年に全国で行われたデモの実態をお示し下さい。

三 前記二の警備について、警察官(警備および公安)はどれだけの人数が動員されましたか。また、警備に関する費用はどれだけかかりましたか。「右派系市民グループ」によって行われたデモのケースそれぞれ、さらに平成二十四年、平成二十五年、平成二十六年の年度ごとの総額をお示し下さい。

  右質問する。