第186回国会(常会)
答弁書第三八号 内閣参質一八六第三八号 平成二十六年三月十八日 内閣総理大臣 安倍 晋三
参議院議長 山崎 正昭 殿 参議院議員藤末健三君提出政府情報システムのクラウド化とセキュリティ認証評価プログラムに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員藤末健三君提出政府情報システムのクラウド化とセキュリティ認証評価プログラムに関する質問に対する答弁書 一について 「世界最先端IT国家創造宣言」(平成二十五年六月十四日閣議決定)において、「二千二十一年度を目途に原則全ての政府情報システムをクラウド化」することとしている点については、現在、政府において整備・運用を行っている政府共通プラットフォームを活用することに加えて、必要に応じて、民間企業が提供するSaaS等のクラウドサービスを利用することも想定している。 二について 政府情報システム改革ロードマップ(平成二十五年十二月二十六日各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議決定)に掲載している千三百六十三の情報システムのうち、民間企業が提供するSaaS等のクラウドサービスを利用しているものは、平成二十六年三月十二日時点で五十七システムであり、その割合は約四・二パーセントである。 三及び四について 御指摘の「パブリック・クラウド・サービスに関するセキュリティの認証評価プログラム」については、その必要性の有無を含め、今後検討してまいりたい。 |