質問主意書

第185回国会(臨時会)

答弁書


答弁書第四八号

内閣参質一八五第四八号
  平成二十五年十一月十九日
内閣総理大臣 安倍 晋三   


       参議院議長 山崎 正昭 殿

参議院議員藤末健三君提出二〇一三年度における経常収支赤字化の可能性と財政への影響に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



   参議院議員藤末健三君提出二〇一三年度における経常収支赤字化の可能性と財政への影響に関する質問に対する答弁書

一及び二について

 お尋ねの貿易収支及び経常収支については、世界経済その他様々な要因により影響を受けるものであるが、「平成二十五年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」(平成二十五年二月二十八日閣議決定)においては、平成二十五年度の貿易収支を六・六兆円程度の赤字、経常収支を五・〇兆円程度の黒字と見込んだところである。

三について

 一及び二についてで述べたとおり、経常収支は、様々な要因により影響を受けるものであるが、その将来の動向が国債の安定的な消化に及ぼす影響については、その時点における国内の民間部門の資金調達の状況、国債の発行額等によることから、お尋ねの点について、一概にお答えすることは困難である。