第184回国会(臨時会)
答弁書第三号 内閣参質一八四第三号 平成二十五年八月十三日 内閣総理大臣 安倍 晋三
参議院議長 山崎 正昭 殿 参議院議員田村智子君提出筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の重症患者の実態及び医療・福祉施策に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員田村智子君提出筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の重症患者の実態及び医療・福祉施策に関する質問に対する答弁書 一について 御指摘の「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」が何を意味するのか必ずしも明らかではないが、慢性疲労症候群については、平成二十四年度の厚生労働科学研究において、医療機関を対象に患者の実態調査を行っており、厚生労働省としては、慢性疲労症候群の患者をできるだけ幅広く調査の対象とすることも含め、今後の実態調査の在り方について検討してまいりたい。 二について 慢性疲労症候群については、平成二十五年度から、厚生労働科学研究において、病因病態の解明並びに診断方法及び治療法の開発に関する研究を行っているところであり、厚生労働省としては、当該研究の結果及び専門家の意見等を踏まえつつ、患者に対する適切な施策について検討してまいりたい。 |