第183回国会(常会)
答弁書第五二号 内閣参質一八三第五二号 平成二十五年三月十五日 内閣総理大臣 安倍 晋三
参議院議長 平田 健二 殿 参議院議員有田芳生君提出日朝平壌宣言に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。 参議院議員有田芳生君提出日朝平壌宣言に関する質問に対する答弁書 一について 外務省としては、日朝平壌宣言において確認された事項が誠実に実施されることが重要であると考えており、北朝鮮に対し、引き続き、日朝双方の首脳の議論の結果として日朝関係の今後の在り方を記した同宣言を遵守するよう求めていく考えである。 二について 北朝鮮との関係に関する政府の方針は、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化を実現するというものであるが、そのためには、まずは北朝鮮がこうした諸懸案の包括的な解決に向けて具体的行動をとることが必要であると考えている。 |